二流の芸能人が、何度がんになっても笑って生きている理由

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人生、山あり、谷あり、がんあり。僕の“大莫迦”66年!――大ヒット曲『時には娼婦のように』でも知られる俳優・黒沢年雄が初めて明かす、二度のがん闘病記。二度にわたってのがん告知、にもかかわらず人生を楽しむ秘訣はなにか。告知の瞬間、医師の誤診、名医の選び方、人間ドックの罠、スパルタ式リハビリメニューの作り方、家族との接し方など、《黒沢流「がん」の笑い方》をお教えします。母が喉頭がんで亡くなり、家族を支えるために避妊具まで売り歩いた十代。大物俳優の嫌がらせ、解雇、仕事の低迷で自殺の誘惑にも駆られた三十代。『時には娼婦のように』が大ヒットになったのに、脂の乗り切った48歳で、大腸から真っ黒なポリープが見つかった。主治医に誤診されたあげく、告知されたのは「大腸がん」。もう手遅れなのか……仕事は減り借金は増えたあの時。そして16年後の2008年9月。医師は僕に「二度目のがん」を宣告した――。はたして、僕はこの苦境をどう生き抜いてきたか? どうしたらがんを笑って、人生を楽しめるようになったのか? 破天荒な人生とともに綴られる、「がん」と生きる痛快人生論。

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