夢草紙人情おかんヶ茶屋 雪まろげ
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シリーズ
全7冊
作品情報
おますは舞う粉雪を見て思った。ああ、あの男(ひと)が姿を変えて別れを告げに来てくれたんだと。お腹にはもうすぐ生まれる赤児がいる。そんな娘を見守りながら、母親のおことは心の中で言葉をかけた。おます、泣きたければ泣くがいい。叫びたければ叫び、思いの丈を吐き出すんだ。そうすれば、必ずや、その先に明るい光が見えてくる。そうして少しずつ、女ごは逞しくなっていくのだから……。
- 著者
- 出版社 徳間書店
- ジャンル
- レーベル 徳間文庫
- シリーズ 夢草紙人情おかんヶ茶屋
- 電子版配信開始日 2016/03/22
- ファイルサイズ 2.35 MB
