(理工選書) 入門こころの医学―臨床精神科医への質問―

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あらすじ

【内容紹介】 本書は第1部と第2部の2部構成からなる。第1部は精神医学に対する医学生の素朴な疑問に臨床精神科医が答える問答形式をとり、第2部では「精神医学とは何か」に始まる質問に対し著者の鋭い洞察が述べられる。 大学での「精神医学」の講義を受けた学生は、その後に病院での臨床実習を経験し、実際の患者と向かい合うことになる。その際に患者の示す多様な精神症状を理解するため、折に触れて教科書を見返すことで精神医学を学修していくことになる。 そのような学修過程の中で、学生はさまざまな疑問が湧いてくる。それらをひとつひとつ吟味してみると、かなり漠然とした疑問から具体的に問題点を捉えた質問まで幅広いことが分かる。前者の例は「精神疾患は治るのでしょうか?」などで、後者の例は「向精神薬は副作用があるが服用を続ける利点は何か?」などである。講義の1回分を使って、そのような質問への回答を筆者は示していく。しかし年度を追うごとに質問が増えて多岐にわたり、内容的にも高度な医学研究論文を引用する必要も出てくる。第1部ではこの一連の過程で集められた、臨床精神医学に関する質問141個についての解説が述べられている。したがってこれらは、実際に精神医学を学んでいる医学生からの率直でかつ真摯な問いかけなのである。 この臨床精神医学への疑問に答えるため、筆者は文献検索により可能な限りエビデンスに基づいた回答を作成している。多くは英語圏で出版され、多数の医学論文を網羅した総説を参考にしている。とりわけメタ解析という手法を用いた論文を集めているが、理由はそれが現時点で最も科学的信頼性が高いと考えられているからであろう。一部は国内の医学論文や、各種医学会が作成したガイドラインも参考にしている。加えて政府機関の発表した白書、科学研究費補助金報告書、哲学・倫理学系専門誌、新聞報道なども用いて丁寧に解説している。 第2部では、「精神医学とは何か」という問いかけに対し、それは「人間存在の医学」であると、著者の30年以上にわたる臨床経験からの最も熱い思いが語られる。次いで幾多の変遷を重ねてきた精神医学の歴史についても記述される。  この「入門こころの医学」は、医学生の疑問に臨床精神科医が答える形式をとることで「精神医学」というものの全体像を分かりやすく読み解こうとするチャレンジの書である。医学生だけではなく、メディカルスタッフの方々、また、精神医学に興味のあるなしに拘わらず広く一般の読者の方にも是非とも読んで頂きたい一書である。【著者略歴】著:飯高 哲也(いいだか てつや)名古屋大学大学院医学系研究科 教授【目次】まえがき第1部第1章 精神障害一般第2章 統合失調症第3章 気分障害第4章 神経症とストレス関連疾患第5章 摂食障害第6章 睡眠・覚醒障害第7章 加齢・認知症第8章 薬物依存第9章 パーソナリティ障害・性同一性障害第10章 発達障害第11章 身体疾患関連第12章 精神科薬物療法第13章 リハビリテーション・患者対応第14章 自殺関連問題第2部第1章 精神医学とは何か? 1 精神障害と創造性 2 傑出人と創造性 3 文学的才能と精神障害 4 その他の領域における創造性 5 一般人の創造性とは何か?第2章 精神医学の歴史・でもその前に 1 医学の始まり 2 古代ギリシャ時代の医学 3 ローマ時代の医学 4 中世の医学 5 アラビア医学 6 西洋医学の黎明 7 近世における医学 8 近代医学の発展第3章 精神医学の歴史・ここから始まる 1 近代精神医学の黎明 2 ルードウィッヒⅡ世 3 向精神薬開発前夜第4章 日本の医学・医療の歴史 1 古代から平安時代 2 鎌倉から戦国時代 3 近世-江戸時代 4 明治から昭和へ第5章 日本における精神医療の歴史 1 古代から近世 2 明治時代以降 3 現代の精神医療へあとがき付録:主な精神障害の名称参考文献人名索引・事項索引

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