師・井伏鱒二の思い出

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作品情報
私は、井伏先生がお元気なころに履かれた下駄を持っている。昭和30年、早稲田の学生であった私が初めて先生をお訪ねしたときも、玄関にはこれとそっくりの下駄があった——。書けずにいるときは励まし、いいものを書いたときには共に喜び、またあるときは厳しい言葉も——。日本文壇の中央を歩んだ師弟の、初期二十年間の交流。 ※単行本に掲載の写真の一部は、電子版には収録しておりません。
- 著者
- 出版社 新潮社
- ジャンル
- 電子版配信開始日 2016/09/09
- ファイルサイズ 1.30 MB