危機の読書(小学館新書)

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あらすじ

危機の時代を生き抜くためのブックガイド。コロナ禍にウクライナ侵攻、安倍元首相銃殺。さらには物価高に温暖化。遠い地で起こったはずの出来事が、あなたの暮らしを突如襲う。世界は複雑に絡まり合い、一寸先の予測さえ不可能である。ではどうするか。<時代の危機を認識するためには、読書に裏付けられた学知の力が不可欠なのである>―まえがき◎内村鑑三『代表的日本人』◎ヨゼフ・ルクル・フロマートカ『なぜ私は生きているか』◎宮本顕治「鉄の規律によって武装せよ!」◎アーネスト・ゲルナー『民族とナショナリズム』◎手嶋龍一『鳴かずのカッコウ』◎斎藤幸平『人新世の「資本論」』いずれも、階級格差、民族的アイデンティティー、国家の暴力性、革命、インテリジェンス、環境について危機を真摯に受け止め、その克服に取り組んだ(取り組んでいる)知識人の著作である。著者の案内を入り口にして、これらの作品を読み進めれば、現代を生き抜くヒントを得られるはずだ。(底本 2022年9月発売作品)

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