加賀前田家当主の斉泰が散歩中に足をくじいた。治療を依頼された染谷と昭年は前田家上屋敷に急行するが……。凄腕の鍼灸師・染谷と漢方医・昭年を中心に、二人の子供らの成長も丹念に描きつつ、江戸情緒も巧みに織り込まれた長編時代小説。
『同志少女よ、敵を撃て』本屋大賞受賞後第一作のベストセラーがついに文庫化ナチ政権下のドイツ。体制に反抗し、自由を求めるエーデルヴァイス海賊団の少年少女らが、「究極の悪」を前にとった行動とはーー
「わしは悪人は嫌いだ、だが罪を憎んで人を憎まずじゃ!!」すずめ長屋の「となりの閻魔」が江戸に涼風を吹かせる!元火付盗賊改、いかつい隠居老侍が、浪人志願の若侍とともに大活躍!かつて火付盗賊改に「閣魔の龍巳」ありと、江戸中にその名を知られた遠藤龍巳。今は隠居して町場の長屋でのんびり一人暮らし、のはずだった…。浪人志願の若侍の面倒をみたり、人殺しの下手人にされそうな掏摸を助けたり、かどわかされた子供を捜
古代神話から卑弥呼の時代へ。神話と古代史を行き来するファンタジー大河小説の第七弾。月姫の夢に現れた「卑弥呼」という名の巫女。やがてその巫女が、倭人全ての女王となるとのお告げが──。果たして、まことか否か!? 大陸での激しい戦乱に追われ、韓の国からは多くの民が海を渡り流れ込んでいた。危機感を募らせた伊都国では、俘人たちを引き連れ東の国へと向かう計画を進める。
古代神話から卑弥呼の時代へ。神話と古代史を行き来するファンタジー大河小説の第六弾。定めに抗えぬ二人の王──火火出見と邇芸速日。驚天動地の秘策が導かんとする倭国の未来とは!? 邪馬奴国の長髄彦将軍を見事討ち破った邇芸速日。一方で、日向国は爾爾芸の子火火出見が新たに東征を目論むべく、邪馬奴国より派遣された佐波国の磐余彦将軍を味方に引き入れんとする。
水不足に苦しむ、打ち捨てられた荒野を人々が必死に開拓し発展した「高円寺」。大坂米市場の伝統を引き継ぎ、株の町として日本経済の近代化と発展を支えた「兜町」。江戸時代から現代まで、ふたつの地域で人々の運命が交錯する。飢饉、明治維新、鉄道開通、震災、空襲などを乗り越え、たくましく歴史を紡いできた市井の人々の、史実に基づく物語。
北アルプス・乗鞍岳の麓。幾筋もの清流が山あいを縫うように流れ、深い土の匂いを抱えた小さな集落がある――飛騨和泉村(ひだいずみむら)。その畦道からは今なお縄文土器や石器が掘り起こされ、遥かな昔から人々がこの地に生きてきたことを物語っている。だが、この山里には、もう一つ奇妙な謎が残されていた。村人たちの言葉に、なぜか雅な「公家言葉」が混じるのである。都から遠く隔絶されたこの地に、なぜ宮廷の言葉が息づい
幕府転覆を企む破格の陰陽師が、江戸城に在る将軍・家重以下数千人を操る 前将軍・吉宗の秘命を受けた老隠密・植畠喜平が日本を去って四カ月。喜平の弟子・呆庵は新たな権力者となりつつある田沼意次に召される。呆庵の表顔は、両国にある四ツ目屋(大人の玩具屋)の主人である。「あまりに面妖な話でな」店先にふらりと現れた意次は、城内で起こる変事の数々を語り出した。探りを入れるべく、合胸衆の女差配・耶弥と共に、江戸の
煉獄島に投獄された老師を脱牢させることができるか……闇を奔り、奸を斬る男たちの暗闘 竜元寺の住職・道順和尚から呆庵に連絡が入った。生まれ故郷である朝鮮国に去った植畠喜平が「辱国の罪」により幽閉の身にある、と。師匠の危急に居ても立っても居られなくなった呆庵は、一統の常吉、小夜吉、耶弥に留守中の指示を出すと、対馬へと旅立った。情報を集めると、喜平が囚われているのは「煉獄島」と称される監獄で、無数の暗礁
世界中で愛される握り寿司は、ここから始まった。江戸前握りの始祖・華屋与兵衛の生涯を描く、グルメ時代小説。読む者の食欲を刺激し、江戸の活気を丸ごと味わえる極上の寿司職人物語、いざ開店!
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