生きることの素晴らしさを斬新な視点で描く、野間児童文芸賞著者新作!「どうしても、一度、生きてみたいと思ったんだ」主人公は、人間の世界を知らない「魂」。ある時、ある中学2年生男子の体に飛び込み、季節がひとめぐりする間だけその子として生きることになる。聞いて憧れていた世界で、最初は見ること、やること、すべてがキラキラしていたけれど、やがて人と交わるうちに、どうしようもできない苦しい気持ちにも襲われ──
呼人は、なにかを寄せてしまう動物や、虫や、植物、自然現象だから、ひとつの場所にとどまらず、旅をする人とちがうこと、それでも隣りあって生きること痛みと希望の連作短編集。「呼人」とは、なにかを引き寄せる特殊体質。原因は不明でごく少数だが一定の割合で発現する。政府機関によって認定され、生活に制限がある。5人の呼人と、呼人に関わる人たちの姿から、社会の中で少数であること、そうした状況で生きるというのはどう
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