何本もの管につながれ、全身が水ぶくれとなり、苦しくてあの世に早く逝きたくても、血圧を上げるリスクを使い、人工呼吸器につなぎ、簡単には死なせてくれません。その結果は、見るも無残な死に顔です。「兎角この世は住みにくい」という、生きていくことの難しさもそうですが、実は「死に難い世の中」でもあるのです。【目次】覚悟して捨て、感謝して逝く死を学ぶ選択についてガンの末期には手をつくしてはいけない「末期ガンです」と言われるのは、「ある日、突然」ですホスピスにたどり着くまでの遠く険しい道家族が大問題医者も大問題「養生」こそ問題痛みとモルヒネについて生命の維持について人工栄養で生かされるのは恨めしい死に至る順調な経過を理解する悔いのない逝き方十七箇条