管見妄語 できすぎた話(新潮文庫)

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あらすじ

さる人は言った。「語学ができるほど、だんだんバカになる人間のほうがむしろ多い」。小学校からの英語教育は非常に罪深い、愚民化政策だ。名著を読む時間が取れず、教養が身につかないからだ。昨今蔓延(はびこ)るグローバリズムの下では教養や品性など、どうでも良いらしい。だがこのままでは日本の国力はかならず減衰する。国家百年の計を弁えぬ、頓珍漢は黙れ! 憂慮と怒りの週刊新潮人気コラム。(解説・増田明美)

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