歴史民俗学 No.19

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作品情報

かつて「生」と「死」は決して対立するものではなく、ひとつづきの人生であった。今日、葬儀の形式や遺骨の行き先についても関心が高まってきており、誰もが自分の“死”を見つめ直さなければならない時代が到来してきているといえよう。町営火葬場の従業員へのインタビュー、なぜ日本人は自殺をするときに履き物を脱ぐのか、南房総の葬送儀礼のフィールドワークなどを通して、人々の死の意味を多角的に考える“死”と“極楽”の未来学特集。 [巻頭グラビア]河内往生院/信州善光寺/岩手県前沢町営火葬場/ホトケを送って35年(及川一男〈聞き手〉小林義孝+田村勇+礫川全次/木村まき〈構成〉礫川全次)/極楽浄土の入口 巻頭グラビア解説/河内往生院の創建 往生の場の設定(小林義孝)/自殺の作法〈履物を脱ぐ〉をめぐって(川部裕幸)/『近代往生随聞録』現代中国の往生伝(小林義孝)/墓はなくても極楽往生できる(勝村公)/人魂は死人の魂(片山美洋)/あの世の訪問記 八才の記憶(山崎真臣)/南房総の葬送儀礼(田村勇)/来世に導く円空仏(池田勇次)/明治憲法発布の日(新井勉)/明治一八年夏の平松治平 明治時代の日記にみる一般庶民の生活、泥棒・盗難の話(颯田昌光)/怪書『=映画物語=女性三重奏』(楸本新)/岐阜県可児郡御嵩町 切支丹の里(山崎真臣)/戦時下の世相 銃後とおまじない(加藤良治)

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