マハーバーラタ(第九巻)

マハーバーラタ(第九巻)

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あらすじ

悲しみから立ち直ったユディシュティラは、弟たちと共に再び統合されたハスティナープラを統治する。百王子たちが全滅した後、五王子にかしずかれ静かに暮らしていたドリタラーシュトラとその妻ガンダーリーも、やがて生への倦怠をおぼえ、世を捨てて森へ行く。五王子の母クンティーも二人に従った。三人はしばらく修行の生活を送った後、山火事に巻き込まれこの世を去る。ユディシュティラの36年の統治が過ぎた頃、クリシュナの一族ヤーダヴァ族が同士討ちによって滅びたという知らせが五王子のもとに届く。クリシュナ自身、兄バララーマとともに世を去っていた。ユディシュティラは王国をアルジュナの孫パリクシットに譲り、弟たち、ドラウパディーと共にヒマラヤへ向かう。妻と弟たちは次々に倒れるが、ユディシュティラはただ一人生き残り、生きたまま天界に上る。そこで神々から課された最後の試練をもちこたえ、弟たち、ドラウパディー、カルナ、ビーシュマ、ドローナ、クリシュナなど懐かしい人々との再会をついに果たす。マハーバーラタ完結編。

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