このロボで、行けるところまで行くしかないのだ。
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シリーズ
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作品情報
食べられなくなった、傷が治りにくくなった、寂しくなった。ポジティブな目標なしで、どう生きていくか――。なんと平凡な中年だろうか――。缶チューハイ片手にふらっと散歩が趣味の、中年フリーライター。歳を重ねるにつれ寂しさが積もる日々を綴る、書き下ろしエッセイ。親戚一同が集い、伯父と伯母の金婚式を屋形船で祝った日の夜、父から渡された席順表。いつかこの紙を見てこの日のことを思い出すかもしれないと、リュックにしまった。「そしてまた、捨てられない紙が増えていく」より暗い話ができる友人が久しぶりに会えるはずだった日の朝、突然亡くなった。今でも不意に電話がかかってくるような気がする。――「ずっと会えなかった人からの電話」息子がキャプテンを務める小学校のミニバスケチーム最後の公式戦を観戦。息子のチームがブザービートで勝ったのを見届けた帰り、発泡酒を飲みながらどんどん涙が出た。「ずっと忘れられない試合を見た」よりライターとして飲食店を取材するという仕事があるけれど、最近、急激に食べられる量が減ってしまった。食べることを心の底から楽しめた時間は、せいぜい10年ほどしかなかったのではないだろうか。「食べられないという悲しみ」より社会学者・岸政彦氏との特別対談「『こうはなりたくない』だけで生きていく」収録。
- 著者
- 出版社 幻冬舎
- ジャンル
- レーベル 幻冬舎単行本
- シリーズ このロボで、行けるところまで行くしかないのだ。
- 電子版配信開始日 2026/08/19
- ファイルサイズ 1.07 MB
