王立治療院で治療した七大貴族の娘・シャルロッテの企みにより、貴族が通う学園への召集状がゼノスの下に届く。 胡散臭い依頼ではあったが、いずれ貧民街に学校を作りたいと考えていたゼノスにとって、本場の教育を学ぶ良い機会でもあった。 期間限定の臨時講師として学園に赴くと、過去の担任は皆すぐに辞めてしまっているという問題児ばかりのクラスを押し付けられるのだが—— 「全力でかかってこい。 こっちも全力で返り討ちにしてやる」 「なんなんだよ、あの教師はっ……」 生徒からの嫌がらせもどこ吹く風。 ゼノスは特権階級の子弟を相手に規格外の授業を開いていく——! 「小説家になろう」発、大人気闇医者ファンタジー第5弾! ※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください