鶯餅
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シリーズ
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作品情報
◆星野立子新人賞・角川俳句賞の受賞者の待望の第一句集桐一葉暢気に落ちてゆきにけり陰を陽に転換していく明るさに、千野千佳のこれからの可能性を感じるのである。日常生活の物事を新鮮な視点を以て開拓しながら、決して固定観念に縛られようとしない彼女の志と、清澄なる眼差しに貫かれた第一句集――(序より・堀本裕樹)◆作品紹介門松やうどんにつける小ビール真上にも向くあたらしき扇風機アイロンをンと押しつける年の暮生身魂何度撮つてもおなじ顔ゆづりはや胎動に手のあつまり来水泳帽かぶりますます吾に似る捌かるる河豚の唇ポとひらく蜜かけて葛切の線あらはるるセーターの上を涙はしばらく玉残る鴨だけで楽しくやつてをり