生物の科学 遺伝 2026年1月発行号 Vol.80 No.1
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作品情報
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。本特集では、拡大するスギ花粉症問題に対し、林木育種が担う「スギ花粉発生源対策」の全体像を、研究者たちが巻頭グラビア付きで紹介・解説する。近年、猛暑の影響により、春の花粉の飛散予測が例年を上回る事も珍しくなくなっている。一方で、花粉症に悩まれている方の数は、環境省の報告によると年々増えており、今後も猛暑が続けば、その数は増加し続ける事が予想され、対策は急務である。本特集では、花粉の少ない、あるいは花粉を出さない樹木の開発と、その植林の実態について総括、その品種は100種類を超えていることや、置き換えが急ピッチで進められていることを紹介する。精英樹選抜に始まる育種の歩みから、少花粉・無花粉スギや特定母樹の開発、ゲノム編集を含む最新技術、さらに原種供給から苗木生産・植栽による普及まで、研究・行政・現場が連携して進める取り組みを総合的に解説し、花粉の少ない森林への転換と将来展望を示す。特別寄稿「ノーベル生理学・医学賞2025年受賞に寄せて」ほか各連載も必見(「高校生物・ワクワク宣言!!」「実験観察の勘どころ」「日本列島の多様な淡水生物 その進化と保全」「植物を集める!!」)。