アドレナリン ズラタン・イブラヒモビッチ自伝 40歳の俺が語る、もう一つの物語

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わかったぜ。認めるよ。俺は40歳だ。 俺は神ではあるが、ちょいと老いぼれた神だ。 ベストセラー『I AM ZLATAN』から10年。 何も隠さないし、演じない。 人間イブラを今、語る <目次> 訳者まえがき 試合前(アドレナリンとバランス) 2021年10月4日(月)イタリア・ミラノ 「この本は神の福音書ではない。40歳の男の物語だ」 1 オーバーヘッドキック(あるいは変革) 2019年・秋 アメリカ・ビバリーヒルズ 「批判は俺の炎を燃やすガソリンだ。投入されればされるほど、俺のパフォーマンスは燃え上がる」 2 ドリブル(あるいは自由) 「家に帰るときでも、100メートルだって誰からも邪魔されずに移動することはできない」 3 敵(あるいは戦争) 「王と名乗るものはすべて島から追い払ってやる。残るはただ一人の勝者のみ」 4 ボール(あるいは愛) 「俺が息子たちの年齢だったとき、チームメイトの親たちは俺を追い出すための嘆願書を提出した」 5 代理人(あるいは金) 2021年・夏 「俺の行動が原因で、世界中を巻き込む大騒動が起こってしまった。ミーノに殺されそうだったぜ」 6 記者(あるいはコミュニケーション) 「彼らにとって、俺はいつだってバッドボーイだ。プリマドンナで腐ったリンゴだそうだ」 7 ゴール(あるいは幸福) 「ゴールは試合中の幸福であり、子供たちは人生の幸福だ」 8 審判(あるいは規律) 「別に俺が暴力的な行為をしたわけじゃないんだ。そいつらが小さ過ぎただけなんだ」 9 負傷(あるいは痛み) 「プレーできない。走れない。戦えない。アドレナリンが出てこない」 10 パス(あるいは友情) 「巨大な『40』の文字が窓の光で映し出されていたのを見て、汗をかいた。『このあと何が起こるんだ?』と」 延長戦(あるいは未来) 2021年11月3日(水)イタリア・ミラノ 「未来は確実に近づいてくる。少し、怖いよ。だが俺は立ち向かっていく。両腕を広げて」

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