若きヘーゲル

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あらすじ

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。【内容紹介・目次・著者略歴】ドイツ観念論の巨人ヘーゲル(1770~1831)は、啓蒙主義の時代にあって、テュービンゲン時代の草稿に「主観的宗教」について執筆している。大哲学者は、そこに自らの理想に具体的形式を与えたとした。悟性によって、思い込みによる迷信や、感性、ファンタジーによる誤謬を乗り越えられると考えていた。若き日のヘーゲルの思想を読み解く。【目次】目次 まえがき序論第一部 主観性の復権――テュービンゲンからベルンへ 一七八八―一七九六――第一章 頭脳と心胸一 主観的宗教二 理性宗教三 民族宗教第二章 カント実践哲学の受容と実定性批判一 理性の優位二 民族教育の課題とイエスの歴史三 宗教の実定性第三章 哲学への接近――シェリングのカント批判と出合い――一 若きシェリングと若きヘーデルにおける神の概念(a)  絶対的自我(b) 「秘教的」哲学二 シェリングの「自我」の哲学と最高善の問題(a)  実体としての絶対的自我(b) カント哲学の「成果」に対するヘーゲルの態度の変化三 神性あるいは「われわれのうちにおける永遠なるもの」(a) 「われわれのうちにおける永遠なるもの」の知的直観(b) 人間における「永遠なるもの」としての道徳性、および道徳性の顛倒第二部 哲学と宗教――フランクフルト 一七九七―一八〇〇――第一章 宗教の新たな基礎づけ一 合一哲学との出合い二 有三 「美しき宗教」の構想とカント批判四 生第二章 シェリング自然哲学の成立と「生」の概念一 自然哲学の成立二 個体性と生三 世界魂と生第三章 反省と宗教(一八〇〇年の「体系」断片)一 反省によって固定化された生二 無限な生と宗教第四章 形而上学への道第三部 反省と思弁――イェーナ 一八〇一――第一章 シェリング同一哲学の成立一 同一哲学への道二 絶対的同一性の思弁的認識第二章 ヘーデルによる思弁的哲学の構想およびシェリングとの論争一 哲学の必要二 反省と直観の綜合としての思弁三 同一性と非同一性の同一性終章文献索引(人名・事項)藤田 正勝1949年生まれ。1978年、京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。1982年、ボーフム大学(西ドイツ)大学院博士課程修了。博士(文学)。京都大学文学部教授を経て、現在、京都大学総合生存学館名誉教授。専門は、ドイツ哲学・日本哲学。著書に、『現代思想としての西田幾多郎』(講談社選書メチエ)、『西田幾多郎』(岩波新書)、『西田幾多郎の思索世界』(岩波書店)、『哲学のヒント』(岩波新書)など。編著に、『シェリング読本』(共編、法政大学出版局)など。注釈・翻訳に、九鬼周造『「いき」の構造』全注釈(講談社学術文庫)、『シェリング著作集』第4a巻(燈影舎)など。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

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