東京かくりよ公安局 落チル月

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あらすじ

あやかし退治の公務員お仕事もの第3弾! 少し前までフリーターだった西渕真澄は、ひょんなことからある事件に巻き込まれ、その際に瀕死の重傷を負った。消えかかる真澄の命をつないでくれたのは、東京幽世(かくりよ)公安局に所属する狐のあやかしの「こがね」。彼女の本名は「天狐神黄金(てんこのかみこがね)」というが、死にかけの真澄はそのこがねと契約を交わし、血を半分受けて半妖となり命をながらえる代わりに、彼女を受け入れることになった。強制的なバディ契約である。結果、人間ともあやかしとも言い切れない特殊な存在になり、国の「監視対象」となってしまった真澄は、身元の保証と管理を兼ねて、公安局の特務課に所属することになった。ただし、命も就職先も得てラッキー……とまではいかず、海千山千の人間の上司や、強キャラのあやかし同僚に囲まれながら、日々、幽世やあやかし関係のトラブル処理をこなしつつ、真澄も半人前から一人前の公安局員となっていくのだった。 そんなある日、真澄は生々しい悪夢を見た。血まみれの女が「あの子を救って」と懇願する夢だ。真澄と意識が繋がっているこがねによれば、それはこがねの能力でもある「未来視」のようなのだが……。シリーズ第3弾!

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