わたしは灰猫

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あらすじ

不安の時代に抗する、現代レジスタンス文学の誕生。エンタメと純文学の融合を実現した物語、肉体の躍動による命の奇蹟を文章で表現!未知の感染症によって、これまでにない不安の時代が続いている。人間の命をめぐるその情況に、この物語は新しい鮮やかなカタルシス、新しい生き方を暗示する。現代レジスタンス文学運動の始まりとも言うべき、運命の一作である。実に18年4か月もの歳月をかけて熟成させた小説、それは伊達ではないことを感じさせる。一字一句まで神経が行き渡り、人間から動物、昆虫、そして木々に草、苔までの命をとらえ、その死すべき運命にいかに抗するか、この永遠にして、もっとも根源的なテーマを、“謎”を追う緊迫した物語に乗せてつい強雨していく。筆者は多様にして異色の経歴と活動のなかで、ノンフィクション作家として複数のベストセラーを持ち、今年度の「咢堂ブックオブザイヤー」を受賞している。純文学としてすでに「平成紀」(幻冬舎文庫、親本は2002年発行)を世に出し高い評価を受けた。小説の書き手としては、そこから満を持しての二作目であり、再出発となる。「アラスカ育ちの若い女性咲音。山中でひとり暮らす老婆『灰猫』の謎。何年かに一度、出現する森の中の湖。青山さんが、こんなにみずみずしい感性を持ち続けていたことに驚く。コロナ時代の『復活』の書、清冽な水の音が聞こえるような小説だ」『月刊Hanada』編集長・花田紀凱

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