水の匂いがするようだ 井伏鱒二のほうへ
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作品情報
【第17回角川財団学芸賞受賞作】井伏鱒二、生誕120年。本作では、初期から晩年までの作品を貫く、「魚」「水」「釣り」というモチーフが、いかに井伏にとって生の本質を形作っているかを明るみにし、井伏の作品群が21世紀の読者にとって思いがけないほど新鮮で強い感動を与えるにちがいないことを見事に描き出す。「おれは、勉強しだいでは、谷崎潤一郎にはなれるけれども、井伏鱒二にはなれない」と太宰治が評した作家の新たな魅力を見つけよう。僕たちの新しいイブセがはじまる。
- 著者
- 出版社 集英社
- ジャンル
- レーベル 集英社文芸単行本
- シリーズ 水の匂いがするようだ 井伏鱒二のほうへ
- 電子版配信開始日 2018/09/07
- ファイルサイズ 0.30 MB