P+D BOOKS 小説 大逆事件(下)

P+D BOOKS 小説 大逆事件(下)

購入済み

通常

pt

dカード利用でさらにポイント+2%

対応端末

  • PCブラウザ

    PCブラウザ

  • Android(スマホ / タブレット)

    Android
    (スマホ /
    タブレット)

  • iPhone / iPad

    iPhone /
    iPad

新刊アプリ通知を受け取る

作品をシェアする

あらすじ

“破倫無道の挙”か、冤罪か―結審の時来る。――(幸徳秋水が担当弁護士にあてた陳弁書には)無政府主義にたいする誤解への弁駁と、検事の取り調べの不法とが述べてある。この陳弁書にあらわれたところによれば、幸徳は決してこのような無謀を、あえてする男ではない。それは法廷での事実と符合している。―― 社会主義者、無政府主義者たちが明治天皇の暗殺を企てたとされる、いわゆる幸徳事件。当初は「破倫無道の挙」「常識を失した凶暴な沙汰」と断じていた石川啄木は、事件記録に記された検察による事実の歪曲に愕然とする。 一方、ことを早く片づけたい検察は、逮捕後異例のスピードで予審を終え、嫌疑のかかる26人全員に極刑を求刑してしまうのだった――。 事件関係者について綿密に調べ上げ、その真の姿に肉薄した渾身のノンフィクションの完結編。

商品情報

シリーズ

全2冊

|

作品をシェアする

同じ作者の本

小学館のおすすめ本

小説一般のおすすめ本