「タ」は夜明けの空を飛んだ

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作品情報
1900年代初頭。日清、日露の二戦争の間に、通信技術は手旗から無線へと飛躍的に進化。日本海軍は戦況を左右する無線機の独自開発を決定。科学者・木村駿吉は、原理すら解明されていない無線機の改良を手探りで進めていく。マイペースな科学者が無茶振りに応えた結果、彼らの血と汗の結晶、三六式無線機を搭載し、日本海軍は当時最強と謳われたバルチック艦隊を迎え撃つ――。授業では教わらない歴史の行間に潜むドラマを掘り起こし、迫力の筆致で活写した傑作描き下ろし。新たな歴史小説の誕生!
- 著者
- 出版社 集英社
- ジャンル
- レーベル 集英社文庫
- シリーズ 「タ」は夜明けの空を飛んだ
- 電子版配信開始日 2022/04/07
- ファイルサイズ 0.32 MB