【定常】dブックデー(2026年4月)

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大藪賞受賞作『リボルバー・リリー』が2023年行定勲監督で映画化決定!気鋭の作家による衝撃の問題作。この街には複数の殺人者がいる。彼らが出会うとき、法では裁き得ない者たちへの断罪が始まる――。大藪賞作家が現代を舞台に描く圧倒的犯罪小説!デビュー2作目『リボルバー・リリー』でいきなり大藪賞受賞!ストーカーに襲われる女性を助けた夜から、商社マンである阿久津清春の日常は狂い始める。ブラウンの瞳と褐色の肌を持つその女、柚木玲美は言った「あなたが殺人犯だと知っています」17歳の夏、清春は人を殺していた。誰にも知られず――。意図的に清春に近づいた玲美は、その「事実」と引き換えに、母の死の真相と行方不明の姉の捜索を依頼する。パートナーとなるのは、かつて実兄の殺害容疑をかけられた組対五課の刑事・則本敦子。彼女もまた、過去の事件の証拠を玲美に握られていた。異様な関係で結ばれた三人の捜査は、いくつかの未解決事件を掘り起こし、やがて社会に潜む、起こしてはならない者たちを呼び寄せてしまう……。この10年で日本全体の殺人認知件数は1万288。検挙率の平均は98%。単純計算で206人の殺人犯が捕まっていないことになる。また、年間約17万人が死因不明の異状死として届けられるが、解剖に回されるのはわずか12%。およそ15万の「異状死体」が、詳しく調べられないまま死因を特定されている。イギリスでの解剖率は約40%、アメリカで約60%、北欧では90%を超えるところもあり、他の先進国と比べてこの数値は異様に低い。つまり、この国では多くの「死」が見逃されている可能性があるのだ。

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