大久保利通 維新前夜の群像5

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作品情報
維新の志士には、夭折したものや暗殺されたもの、過剰な理想主義や正義感のため政府の主流から離れていった者が多い。大久保は一貫して政治の中心に位置し、破壊と建設と二つながらやった。旧体制破壊にさいしては、薩摩藩を挙げて運動の主体たらしめるべく、あらゆる手段を通じて藩中枢に接近し、それを掌握した。新体制確立にさいしては、漸進主義を押し通した。かれのこの政治家としての資質はいかに育てられたか。
- 著者
- 出版社 中央公論新社
- ジャンル
- レーベル 中公新書
- シリーズ 大久保利通 維新前夜の群像5
- 電子版配信開始日 2013/12/31
- ファイルサイズ 2.53 MB