まほろ公園で、ふりむけば

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シリーズ
全1冊
作品情報
町にねむる思い出と子どもたちがであったとき、ごくふつうの公園ではじまる5つのふしぎな物語。キミコに植えこみの奥から声をかけてきたのは、草を編んだお面をつけた人。ふしぎなことをたのまれます。「草のお面」マユがおじいちゃんと歩いていたら、グラウンドの真ん中に古い電話ボックスがありました。電話のベルが鳴りはじめます。「もしもし、もしもし」ピアノのレッスンに気乗りしないナオキは、誰もいない公園でふしぎな女の子と出会います。「雪空ピアノ」公園に集まった、たくさんの人。結婚式、それともなにかの撮影でしょうか。近づくと、おじいさんに声をかけられます。「アルバム図書館」小さな翼をもつペガサスのメメに乗って、ショウタはどこかなつかしい場所へやってきます。「メメ」:::::::::::::::::::::::::::::::: 今では、「まほろ公園」という名前は知っていても、その意味がわかる人は、あまりいないかもしれません。 だいたい、まほろ公園で遊んでいる子のほとんどは、〝まほろ〟の意味を〝まぼろし〟のことだとかんちがいしているようです。 なかには「まぼろし公園」とよぶ子もいます。 文字が、にているからでしょうか。 それとも、ほんとうに〝まぼろし〟を見た人がいるからなのでしょうか……(本文より)::::::::::::::::::::::::::::::::
- 著者
- 出版社 偕成社
- ジャンル
- シリーズ まほろ公園で、ふりむけば
- 電子版配信開始日 2025/02/26
- ファイルサイズ 6.28 MB