UNBROKEN 不屈の魂

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150年前に始まったジェノサイド。暴力の連鎖を、今ここで断ち切れ。><><><><><><><><><><“多様性”の国・カナダの女性人口に占める先住民の割合はわずか4%。だが、2001年から15年にかけて発生した女性の殺人事件犠牲者の25%が先住民だった。なぜ先住民の女性と少女は行方不明になり、殺され続けるのか? その背景にある歴史とは?これは聞くに堪えない物語。それでも、未来の世代のために光を見出そうとする、不屈の魂たちの闘いの記録でもある。“私にはあなたの姿が見えている。私はあなたの声を聞いている。”——あなたはどうか?人種差別と性差別に支えられた入植植民地主義(セトラー・コロニアリズム)の本質を理解し、脱植民地化された未来へ向かうためのノンフィクション。><><><><><><><><><><“社会があなたを最下層の人間と見なすとき、あなたは不公正のすべての層をはっきりと見抜くことができる。私にとって、真実を語ることは革命的な行為なのだ。先住民を強制移住させ、抹殺し、殺害し、そして沈黙させることで建国したこの国では、都合よく置き換えることに躍起となるから。”(「十章 他者の法を破る者」)“イスラエルによる爆撃で廃墟と化したガザ地区には、「新しいガザ」と銘打った絢爛なリゾート開発計画図がすでに描かれている。今、世界がセトラー・コロニアリズムの暴力に「ノー」と言えなければ、十年後にはバンクーバーのような都市景観が誕生してしまうだろう。何度も繰り返すが、ジェノサイドを生き延びた人々、爆撃により目の前で親や家を失った子どもたちが受けたトラウマは、世代間トラウマとして何世代にもわたって続く。大国や先進国にとって植民地支配という戦略が再び標準となる時代に突入したからこそ、若い世代の人々には歴史を正しく理解し、真実の景色を見てほしいと心から願う。”(「訳者あとがき」)●MMIWGという問題を知っていますか?Missing and Murdered Indigenous Women and Girls…行方不明・殺害された先住民女性・少女たちの意。カナダのブリティッシュ・コロンビア州に、「涙のハイウェイ」と呼ばれる区域がある。北西海岸から16号線に沿って北西部と内陸部を横断する725kmの区間では、1970年以降、数多の先住民女性や少女が行方不明・殺害の被害に遭ってきた。2014年、王立カナダ騎馬警察(RCMP)がまとめた報告では1181件の失踪・殺害が特定されている。そして先住民女性は、他の女性よりも12倍、白人女性との比較では16倍と、極端なまでに被害者となる確率が高いという現実がある。MMIWGの問題は、2019年の全国調査報告書で「ジェノサイド」と評されたカナダ社会が抱える闇、すなわち構造的人種差別と性差別が織り成す暴力の実態である。※本書はUNBROKEN: My Fight for Survival, Hope, and Justice for Indigenous Women and Girls by Angela Sterrittの日本語訳である。

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