摂食障害モデル 165センチ、32キロだったわたしへ

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あらすじ

ママね、あなたが生まれたとき真っ先に先生に確認したの。「この子、本当に女の子ですか?」って――。私は、可愛くない。小さい頃から、ママにはずっとそう言われて育てられてきた。それでもなんとかママに喜んでもらいたくて、中学生モデルのオーディションを受けた。整形手術をして、無理なダイエットを続けたら、仕事がもらえるようになった。可愛くない自分でも、痩せていれば少しは価値があるんだと思った。その日から私は、食べることが怖くなった。この本は、私がずっと苦しめられてきた摂食障害・過食嘔吐と、そこに至るまでの経緯を書いたものだ。この病気がどれだけ危険で根深いものなのか、同じ悩みを抱えるあなたに届けば嬉しい。

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