作家たちのフランス革命
購入済み
シリーズ
全1冊
作品情報
想像の源泉か？ 歴史観の表明か？フランス革命は「自由・平等・友愛」を標語にする共和国の出発点であり、革命をどう記述するかはフランスのナショナル・アイデンティティ構築の鍵を握る。フランスの作家たちは大革命をどのように眼差し、どう描いてきたのだろうか。本書では、18世紀から20世紀を専門とする7名の仏文学者たちが、7人の作家の作品を通し、この問いに鮮やかに答える。取り上げるのは、革命を経験したナポレオンとほぼ同世代のスタール夫人（村田）とシャトーブリアン（小野）、「ブリュメール18日」のクーデタの直後に生まれナポレオン帝政期と復古王政期に人となったバルザック（柏木）とユゴー（西永）、そしてドレフュス事件と第一次大戦のあいだの1912年に「恐怖政治」を扱った小説を出版したアナトール・フランス（三浦）、その一回り下の世代で、ドレフュス事件から両大戦間の人民戦線期にかけて「フランス革命劇」連作8篇を書いたロマン・ロラン（アヴォカ）、最後に我々と同時代人で、マリー＝アントワネットを主人公にヴェルサイユ最後の3日間を描いたシャンタル・トマ（関谷）。約200年に渡って強烈な個性と才能が考え抜いてきた「革命像」が、いまここに広がる。
- 著者
- 出版社 白水社
- ジャンル
- シリーズ 作家たちのフランス革命
- 電子版配信開始日 2023/04/21
- ファイルサイズ 4.86 MB
作品をシェアする
同じ作者の本
-
ほんとうの自分
￥913
購入済み
-
新訳 モンテ・クリスト伯 2
￥1,881
購入済み
-
緩やかさ
￥869
購入済み
-
笑いと忘却の書
￥1,166
購入済み
-
別れのワルツ
￥1,221
購入済み
-
新訳 モンテ・クリスト伯 １
￥1,782
購入済み
-
作家たちのフランス革命
￥2,475
購入済み
-
小説の技法
￥858
購入済み
-
冗談
￥1,320
購入済み
-
ヴィクトール・ユゴー 言葉と権力
￥774
購入済み
白水社のおすすめ本
-
わからない
￥2,277
購入済み
-
ニューエクスプレスプラス ロマ（ジプシー）語
￥3,564
購入済み
-
脱植民地化：帝国・暴力・国民国家の世界史
￥2,178
購入済み
-
デリダのハイデガー講義を読む
￥3,960
購入済み
-
板ばさみのロシア人：「プーチン時代」に生きる狡知と悲劇
￥4,554
購入済み
-
カプリ島：地中海観光の文化史
￥2,772
購入済み
-
失われた〈重商主義〉の探求：ジェイムズ・ステュアートの商業・利潤・貨幣
￥3,366
購入済み
-
ＡＩ時代の感性：デジタル消費社会の「人類学」
￥2,376
購入済み
-
立法者・性・文明：境界の法哲学
￥2,673
購入済み
-
リスボン大地震：世界を変えた巨大災害
￥3,762
購入済み
海外文学のおすすめ本
-
掃除婦のための手引き書 ――ルシア・ベルリン作品集
￥990
購入済み
-
メトーデ 健康監視国家
￥2,640
購入済み
-
ドラマで読む韓国 なぜ主人公は復讐を遂げるのか
￥1,023
購入済み
-
ネコのムル君の人生観（上）
￥1,463
購入済み
-
親密な異邦人
￥2,090
購入済み
-
ダルタニャン物語１ 友を選ばば三銃士
￥880
購入済み
-
ガチョウの本
￥2,970
購入済み
-
洞窟の女王
￥770
購入済み
-
ほんとうの自分
￥913
購入済み
-
ヨン・フォッセⅠ 名前／スザンナ／ぼくは風
￥2,420
購入済み