よくわかる起立性調節障害

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自律神経の働きや、環境、生活習慣、体質、からだの成長などがかかわり、朝起きて活動したり、立った状態で長くいることがつらい、できない――そんな起立性調節障害(OD)の人は昔からいたのですが、理解されないことも多く、誤解されがちでした。症状が朝に強くなることが多く、午後や夕方以降は元気になって遊んだり、ふつうに生活できることから「さぼっているのでは」「なまけているのでは?」と思われてしまいがちです。通学に耐えられず不登校につながることも多いのですが、朝寝坊して、日中はゲームをして過ごしたりしている様子を見ると、「学校でいやなことがあったのでは」「こんなに体力がなくてこの先大丈夫なのか」と保護者は心配になってしまいます。起立性調節障害の症状は多様です。そして個人差もあります。症状に思い当たる場合は受診も検討するとよいでしょう。生活の工夫や、周囲のサポートでつらさが軽減することも多いです。 読みやすい本文に加えて、イラストや図解を多用しています。患者さんが思春期であることも多いので、成長に合わせたかかわり方やコミュニケーションの考え方についても書かれているので、治療の際の参考になります。起立性調節障害は遅刻、不登校などにもかかわりの深い病気です。症状は多様なので、ケーススタディを多く紹介しています。発症の時期は、学業の進め方、進路選択なども気になる年頃です。本人や家族は、治療をして一刻もはやく元気に毎日学校に通えるようにと思いますが、すぐに回復する例ばかりではありません。病気の治療をしたり、病気・症状を理解して受け入れ、うまくつきあっていく方法を模索したりすると同時に、進路についてもお子さんごとにそれぞれの道を見出して力強く進んでいく様子が伝わってきます。

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