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※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。エニックスからの発刊当時、注目された『奇跡の知性』。サイバーパンク×国際戦略に人類進化と政治が絡む複雑な物語だ。主人公ライアン・音羽は14歳ながら超級インナー・ハッカーにしてチェイス・グループ電脳空間危機管理総責任者。しかし電脳麻薬のワクチンライターという裏の顔を持つ。ライアンの庇護者にしてハッキングのパートナー、レイアット・スコットは訳ありのイギリス人。ニューヨーク、ハーレムのペントハウスで美少女ユーシスと暮らしているが、彼女は実は遺伝子合成された世界最強のバイオセンサーだった。失踪したジョナサン・マーゴリスを追ってハッキングを繰り返すライアンは、電脳空間で追跡不可能な存在と接近遭遇する。殺人電脳麻薬《クロス・エクスタシィ》が猛威を奮い、次々と人が死んでいく。会う前から知っていた男の存在、さらに、その男が会ったこともないはずのライアンを知っている!? 記憶の錯綜が現実を侵食していく──ユーシスだけは、その特殊な力で事態を把握しているようだが、堅く口を閉ざしている。国家安全保障局NSAも動きだし、スコットが恐れていた時が訪れる。ライアン・音羽は、いったいどこへ向かうのか──イラスト:大清水さち※巻数は時系列順に振っておりますが、発行順は『Miraculous-Intelligence-02』が2冊目となります。※巻数05、06はTwitter上で現在公開中の短編を集めた短編集になる予定です。
全16冊