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日本の昔話の一つ「かぐやひめ」です。かぐやひめは、元の物語名は「竹取物語』と呼ばれ、日本最古の物語とされています。成立は、平安時代初期の10世紀半ばとされていますが、原文とされる漢文の文章は残っていません。最古の写本とされているのは室町時代のものです。作者は不詳ですが、その頃の宮廷の様子が詳しく描かれていることなどから、貴族だったのではないかと言われています。 ある村で竹を取って暮らしていた竹取の翁と呼ばれるおじいさんがいました。ある日、竹を切ろうとすると、竹の中に女の子を見つけます。おじいさんは、その女の子を娘として大切に育てます。大きくなった娘は「かぐや姫」と名付けられ、美しさが評判になり多くの貴族から求婚されます。しかし、難題を出し誰とも結婚しなかったかぐや姫は、ある満月の夜、月へと帰っていくのでした。 この電子書籍は、絵の点数が13点あり、絵を楽しみながらお読みいただけます。文字の大きさを変更できるリフロー型で制作しています。
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