胡椒 暴虐の世界史
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作品情報
一粒の香辛料に惑わされた人類の歴史本書は、16~19世紀にかけて、ヨーロッパ人(のちにアメリカ人)が胡椒取引の莫大な利益を求めてアジアへと進出し、「植民地主義と帝国主義という2本の邪悪な枝をからみ合わせて」いく過程を描いた歴史読み物である。当時の船乗りが残した航海記録をはじめ、旅行者や貿易商たちの日記やレポートなどを多数引用しながら、欲にかられた商人や命知らずの冒険者、野心満々の宣教師や残忍な植民地主義者たちの行状を具体的に描き出す。ポルトガルの交易独占、暗躍する海賊、英蘭両東インド会社を交えた南インドやマラッカ、ジャワでのすさまじい収奪合戦、知られざる人物の逸話までも描き出す「ブラッド・ダイヤモンド」の胡椒版。人びとはなぜ、血眼になって胡椒を求め、命を賭してまで危険な航海に出たのか? 血で赤く染まった胡椒の歴史を、数々のエピソードを積み重ねる手法で描いた傑作。『砂糖の世界史』の著者、川北稔氏推薦![目次]はじめに第一章 コショウ属第二章 スパイスの王第三章 スパイスと魂第四章 黄金の象第五章 イギリスの進出第六章 オランダの脅威第七章 アメリカの胡椒王第八章 無数のアザラシ第九章 胡椒の薬効エピローグコラム ヴァスコ・ダ・ガマとプレスター・ジョン伝説 胡椒とイエズス会士 流れの中の饗宴 世界最大の花 アンボンの虐殺 熱帯の美しさ謝辞訳者あとがきUブックス版への訳者あとがき参考文献原注
- 著者
- 出版社 白水社
- ジャンル
- レーベル 白水Uブックス/人文知への扉
- シリーズ 胡椒 暴虐の世界史
- 電子版配信開始日 2026/09/07
- ファイルサイズ - MB