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台湾有事 歴史・軍事・安定のメカニズム

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近年、危惧される「台湾有事」。中国の軍事力増強は目覚ましく、台湾周辺での演習も常態化している。1950年以来、中台双方の軍事行動を封じてきた米国の関与も揺らぐ。危機は本当に避けられないのか。本書は「侵攻か否か」という単純な議論を超え、中台の軍事・防衛力を検証し、歴史とともに作り上げられた複雑な抑止と危機管理のメカニズムを解き明かす。安定と平和のために国際社会、そして日本は何ができるか。■目 次■はじめに序 章 「台湾有事」とは何か第1章 歴史の影――海峡を隔てた内戦の継続と冷戦1 日本による台湾の割譲と返還 1895~19452 台湾海峡で睨み合う蔣介石と毛沢東 1945~19603 大陸反攻と外交闘争 1960~19694 狭まる国際空間と対米断交 1969~19795 民主化の波と蔣経国の決断 1979~1987コラム① 日本の戦後処理で「放棄」された台湾コラム② 米中「三つの共同コミュニケ」と「一つの中国」をめぐる相違コラム③ 米国の台湾関係法と「現状維持」の戦略第2章 冷戦後の台湾――統一圧力下の危機管理と現状維持1 李登輝の政治改革と危機の再燃 1988~20002 陳水扁政権への「独立」阻止の圧力 2000~20083 馬英九の対中融和路線と統一への懸念 2008~20164 民主主義国の蔡英文への支持 2016~20245 内外の制約と頼清徳政権 2024~第3章 中 国の台湾侵攻は可能か?――決断を縛る三つのハードル1 台湾侵攻の決断条件2 中国人民解放軍の実力3 想定される侵攻シナリオ第4章 台湾はいかに守るか?――台湾防衛の実像1 専守防衛への転換と戦略の調整2 台湾を防衛する「中華民国」の軍隊3 国家総動員体制4 米国依存の軍事力整備からの脱却5 中国の侵攻シナリオに対する軍事力第5章 軍 事侵攻か? 平和統一か?――台湾統一への道筋1 侵攻を決断する「好機」と「最後の機会2 平和統一路線と台湾をめぐる正統性3 戦わずして統一するアプローチ4 武力が選ばれるとすれば――条件付きの将来戦第6章 「台湾有事」は回避できるか?――抑止と危機管理のメカニズム1 米中の思惑が交叉する台湾海峡2 米台関係の実務と基盤3 危機回避を支える国際関与4 「台湾有事」と日本終 章 台湾海峡の平和と安定おわりに主要参考文献関連年表

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