尾瀬ヶ原殺人事件長野県警豊科署道原伝吉刑事 北アルプス・尾瀬ヶ原殺人ルートに挑む
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作品情報
5月の長い連休が明けたにもかかわらず、北アルプスに登った男が帰宅予定日を過ぎても戻らないという連絡が長野県警豊科署に入った。県警から連絡を受けた山岳救助隊は、徳本峠小屋の近くで、捜索願の出ていた男の転落死体だけでなく、絞殺された女を発見した。道原伝吉をはじめとした刑事たちが検死と現場検証に出向いた。状況から推して、無理心中という見方があったが、道原は雪の荒れた跡の不自然さから他殺の疑いを持った。関係者にあたるうちに、この事件の鍵は、ミズバショウで有名な尾瀬ヶ原にあると突き止め、19年前のある男の不審死にかかわっていることを見抜いた。複雑な人間関係を解きほぐし、意外な展開を見せる人情刑事・道原伝吉シリーズのスリリングな傑作。