これは「人間」の国か 【小田実全集】

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作品情報
大災害は、全ての虚飾をはぎとり、本質を顕わにする。「大震災」以後、より広く深まった思考を土台に、現代日本の災害と被災苦に対して書かれた論文、評論、小説などは、3・11を経た今、歴史的意味をもつ。被災者に対する「公的援助」の実現は、日本社会の民主主義の再生に必要だった。そう信じ、行動する作家の思考過程がここにある。そして、中野重治、埴谷雄高、開高健、鶴見良行らについての回想、自作の小説への省察は、小説家としての小田実の真髄と、さらなる円熟を披瀝する。
- 著者
- 出版社 講談社
- ジャンル
- レーベル 小田実全集
- シリーズ これは「人間」の国か 【小田実全集】
- 電子版配信開始日 2013/04/16
- ファイルサイズ 0.68 MB