海の稲妻(下) 根来・種子島衆がゆく

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あらすじ

新天地を求め船出する南蛮商人の反骨と痛快さ! 海商に転じ「呂宋の壺」で秀吉を翻弄する助左衛門の波瀾万丈の半生――秀吉の根来寺焼き打ちから落ち延びた十郎太は、助左衛門と名を改め、千利休や茶人衆や堺商人の庇護のもと、海商に転じ、呂宋島へ船出する。行手を阻む海賊を蹴散らし、南蛮貿易で商才を発揮する。その反骨の心意気は、小便壺を名品茶壺として、秀吉をも翻弄するほどになった。呂宋助左衛門の波瀾万丈の半生がここに! <上下巻>

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