往復書簡集 はからずも人生論

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作品情報
『九十歳。何がめでたい』を超える興奮の書。◎佐藤愛子さん曰く「人生論を書くつもりはなかったけれど、図らずも人生論になってしまいました」◎小島慶子さん曰く「佐藤さんが下さった最後のお手紙の一節に、私は不覚にも涙が出ました」1923年生まれの佐藤さんと1972年生まれの小島さんが交わした空前絶後の往復書簡集。テーマは夫婦のこと、生きること、今の時代、書くこと、話すこと、戦うことなど、実に様々。「理屈の隘路にハマって呻吟している」小島さんの悩みに、時に厳しく時に優しく返事をする佐藤さん。往復書簡だからこその至言、金言が続出する大興奮間違いなしの一冊です。<夫婦喧嘩の大義は要するに「ウップン晴らし」ですからね。「颱風一過。後は雲ひとつない、ルンルン青い空」が望ましい>(佐藤さん)<佐藤さんは私の愛が深いとおっしゃいます。そうかもしれませんが、だとしたら愛なんてロクなもんじゃないと思います>(小島さん)読後感はルンルン青空。元気がわき出ること請け合いです。本書は、『あなたは酢ダコが好きか嫌いか』を文庫化にあたって改題し、デザインなども一新。単行本から5年、小島さんの「文庫化にあたっての後日談」を新たに収録しています。
- 著者
- 出版社 小学館
- ジャンル
- レーベル 小学館文庫
- シリーズ 往復書簡集 はからずも人生論
- 電子版配信開始日 2025/01/07
- ファイルサイズ 1.63 MB