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暴走するウクライナ戦争:クレムリン中枢と戦場で何が起きたのか

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なぜプーチンは無謀な侵攻を始めたのか? 本書は、ロシアとウクライナの権力中枢に近い情報源の証言を基盤に、クレムリンの論理を解くことによってプーチンが戦争を決断した謎に迫るとともに、ウクライナ出身の自らのルーツ、戦場の有様を活写し、主要メディアが「必読書」と絶賛するノンフィクションだ。 ロシア国境に迫ってくるNATOの脅威は、ロシア権力中枢に反応を引き起こす。プーチンとシロヴィキは冷戦の最前線にいたKGBで育った面々だ。彼らにとってソ連崩壊はトラウマになる敗北であり、NATO拡大は傷口に塩を塗られる屈辱だ。ロシアはウクライナの親ロ派ヤヌコーヴィチの当選を無効にした「オレンジ革命」と、再出馬で政権を握ったヤヌコーヴィチを追放した「マイダン革命」の背後に米国の影を見た。国家の威信回復に着手したプーチンとしては座視できない。マイダンをきっかけとするクリミア併合でプーチン支持は最高潮に達し、この成功体験がウクライナ侵攻につながっているという見立てだ。 歴史的経緯から、クレムリンの妄想、外交の舞台裏、凄惨な戦場、今後の分析まで、〈ジョージ・オーウェル賞〉受賞作家が深層を掘り起こす! 【目次】はしがきプロローグ 瀬戸際第1部 血統と帝国第1章 毒された根第2章 「モスクワは沈黙している」第3章 血を流す偶像たち第4章 明日はわたしのもの第Ⅱ部 戦争への道第5章 戦争への道第6章 本気かこけおどしか第7章 破壊命令第Ⅲ部 戦禍の下で第8章 崩れゆく絆第9章 超えた限度第10章 膠着状態第11章 幻想の代償第12章 戦死者の館へ謝辞訳者あとがき原注

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