※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。達人・名人になる!現代のスポーツ理論にない実戦知「小よく大を制す」「老いるほど高みに至る」現代のスポーツ的な運動理論を超越した武術の身体操作や理合い。武術の世界には弱者でも強者に負ることがない、スゴい術理が確立されていた!生死の間で磨き抜かれた東洋武術の運動理論をわかりやすく紹介。CONTENTS【第1部 小よく大を制す!】●第1章 日本の武術が持つ体格を凌駕する知恵と工夫体格は持って生まれた素質 体格差を覆す難しさ「小が大を制す」が前提として創り上げられた武術武術と競技試合との違い●第2章 手が触れた瞬間に勝つ! 太気拳仏子研修所 岩間統正オランダの巨人・カレンバッハとの対戦を通じた成長相対間合と絶対間合を知る複眼の目付けと歩法の優位性手が触れた瞬間に勝つ戦略を超えて「気」が疾る●第3章 塩田剛三師範の技はなぜ“効いた”のか? 養神館合気道龍 安藤毎夫「合気道としての速さ」を体現した塩田剛三師範植芝開祖と塩田師範の動きの違いから見えてくる共通点「腰が乗る」と表現された合気道の根本原理「伸びるための稽古」に欠かせない技の原理への理解自身の体の特性を知りその素材の使い方を工夫する●第4章 長大を無効にする太刀筋上の座標点をとる! (一社)笹森順造直伝兵法白嶺北天会 宮内 一恩師・笹森順造先生との出会い機動隊での実戦経験“太刀筋”の見極め小野派一刀流「小太刀」の理合大長刀術・十手術にみる小能制大【第2部 「衰えない力」の探求!】●第5章 達人・佐川幸義伝“骨と柔”の四股鍛錬 「鉛直の姿勢」 大森 悟猛者たちの怪力をも無効化する合気之術の玄妙佐川先生の四股は正確には「足踏み」骨は立派な臓器佐川伝鍛錬法と中国武術の基本功を融合●第6章 「火の呼吸」と横隔膜の鍛錬 「呼吸力と脳力」 サイバーヨガ研究所 辻 良史拮抗筋を抑制するための鍛錬と「力みを取る」フィードバック省エネで呼吸活動を行うための呼吸筋の鍛錬足腰の筋肉は邪魔しない「リハビリ」としての筋・脳トレ●第7章 太極拳“不滅”の功夫と勁力 「弾力のある力」 太我会 遠藤靖彦長年練り上げた熟練の功夫が「四両撥千斤」を現実にする放鬆と伸筋抜骨を習得し、体の末端まで勁を貫通させる自身の体力と技能の絶妙なバランスが生む勁の運用●第8章 衰えない動きをつくる「武術研究会」 「技の斬味」 戦う美容師 野田栄一様々な武術の技術を吸収してきた美容師危険な局面を限界ギリギリまで知ることの意味具体的な技のやりとり丹田から背部を通って出るエネルギーを四肢から放つ飽くなき向上心と揺るぎない気魄