路地裏に怪物はもういない

路地裏に怪物はもういない

購入済み

通常

pt

dカード利用でさらにポイント+2%

対応端末

  • PCブラウザ

    PCブラウザ

  • Android(スマホ / タブレット)

    Android
    (スマホ /
    タブレット)

  • iPhone / iPad

    iPhone /
    iPad

新刊アプリ通知を受け取る

作品をシェアする

あらすじ

平成最後の夏、最後の幻想がはじまる。一つの時代が終わろうとしている。高度に発達した文明社会は路地裏の暗闇さえも駆逐し、この世界に幻想の居場所はなくなった。かつて人々が怖れた怪異は、誰しもがネットで正体不明を暴けるものとなった。そんな幻想の余地がなくなった現代社会で、十代の少年少女を中心に不可思議な現象が起きる。――乖異。己が妄執こそが真の現実だと主張する、突如顕れた新たな病魔。現実から乖離し、現実とは異なる理で世界をねじ曲げる現象。乖異によって引き起こされるは、「死者のいない」猟奇事件。導かれるように集ったのは、過去に囚われた三人。絶えた怪異を殺す少女・神座椿姫。空想を終わらせる男・左右流。そして、世界に残された最後の幻想である少年・夏野幽。一連の事件に「真祖の吸血鬼」の存在を見いだした彼らは、それぞれの理由を胸に乖異とかかわっていくことになる……。終わる平成。最後の夏。最後の幻想。旧時代と新時代の狭間に問う、新感覚伝奇小説がここに。※「ガ報」付き!※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。

商品情報

シリーズ

全1冊

|

作品をシェアする

同じ作者の本

小学館のおすすめ本

男性向けラノベのおすすめ本