精選訳注 文選

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あらすじ

中国古典文学の集大成であり、中国文学の誕生とその進化を体現する、中国最古にして最大の詞華集「文選」(もんぜん)。南朝梁の昭明太子蕭統(しょうとう)が編集した、唐以前の詩文の精華となる美文集であり、模範文例集です。中国では科挙の模範とされ、日本では万葉集や日本書紀に影響を与えました。日本では平安貴族の必読書となり、明治期までは文章の手本とされてきました(清少納言、吉田兼好、大田南畝、永井荷風ほか多数)。本書では、全三十巻から王粲、曹植、劉邦、李陵、陸機、曹丕、諸葛亮孔明などの秀作を厳選し、中国の古典文学研究の第一人者による充実した解説とともに全容を一望します。【本書「総説」より】現在の日本語の中で用いられている「文章」の語は、詩歌に対する散文を意識させることが多いが、中国語のもとの意味は、韻文・散文をひっくるめたありとあらゆる種類の書きものということである。そしてこの「章」という字の原義も、やはり「あや」とか「かざり」とかにほかならない。だから「文」ないしは「文章」の語には、「美しい」という概念が生まれついてのもちまえとして備わっているといっても、決して言い過ぎではないのである。【目次(抄)】序総説文選の序賦登楼の賦洛神の賦蕪城の賦恨みの賦詩大風歌秋風の辞蘇武に与う 三首(うち一首)怨歌行飲馬長城窟行古詩十九首(うち五首)短歌行七哀詩 二首従弟に贈る 三首(うち一首)雑詩 二首(うち一首)公讌応氏を送る 二首(うち一首)美女篇雑詩 六首(うち一首)詠懐詩 十七首(うち二首)悼亡詩 三首詠史 八首(うち三首)洛に赴く道中の作 二首(うち一首)雑詩 十首(うち一首)五君詠(うち一首)池上の楼に登る石壁の精舎より湖中に還りて作る江中の孤嶼に登る詠史東武吟宣城に之かんとして新林浦を出で版橋に向かう雑体詩 三十首(うち二首)范安成に別るる詩文章出師の表呉質に与うる書典論論文山巨源に与えて交わりを絶つ書情事を陳ぶる表北山移文

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