マンションの浴室で、顔の皮を剝がされた女性の遺体が発見される。だが割り出された死亡推定時刻、被害者は寝台特急「はやぶさ」に乗車中だった――。時間の壁と“完全犯罪”に、警視庁捜査一課の吉敷竹史が挑む! 社会派の舞台に大胆なトリックを取り入れ、島田荘司の天才性を鮮烈に刻んだ記念碑的作品。吉敷竹史シリーズ、堂々たる第一作を完全版で刊行!
南町奉行所の定廻り同心・春野風太郎は、父の代から関わっている町のやくざ者の金五郎に、このところ注意を払っていた。悪さをできるほどの者でもないのだが、風太郎の腹心でもある岡っ引き・喜六のかつては兄貴分でもあったこともあって気にしていた。ある日、知人の頼みで、金五郎に「子守」を頼むことになったのだが……。ほかにも、春野家の若党にまつわる泣ける話もあり、今巻は心に響く話が満載。待望の人気シリーズ第四弾!
SINコロナウイルスと、地球規模の気候変動で大きく変貌してしまった世界。全身にパワード・リムを装着した「鋼鉄の女神」六堂瑠衣子は無法地帯と化した「新宿番外地」へ向かい、番外地の王であるロンタイこと中村龍太と接触する。彼らを襲撃してくる敵の目的は何か。真相を求めて台湾、そして崑崙へ……。世界的なスケールで展開するSFアクションの決定版。2か月連続刊行!
“次にくる時代小説”、ここに誕生!下谷の旅籠で巡り合った人々が紡ぐ、希望の江戸情話~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~――本当に求めているものを偽り続け、心を殺すくらいなら、欲しいと泣き喚いた方がずっといい。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~「深川あやかし屋敷奇譚」シリーズの笹目いく子氏最新作【あらすじ】文化四年の江戸。母に捨てられ、父の暴力に
将軍の毒見役、鬼役の矢背蔵人介は、鈴振り谷で強盗に狙われた。難なく退治したあとに残された一枚の駕籠図。そして、一関藩の元藩士が殺害され、老中首座の水野出羽守は毒殺、中奥出入りの医師が斬られた。これらの線がつながったとき、幕府を巡る陰謀が明らかになる――。大人気の鬼役シリーズ第六弾を、待望の新装版で刊行!
葉山の海辺で楽器店を営むギタリストの哲也と、従妹の涼夏。哲也の亡き父が涼夏のために書いた幻の名曲〈You Can Cry〉の譜面が見つかったことから、ふたりの運命が動き出す! 音楽プロデューサーの麻田と敏腕エンジニアの吉川明子、哲也の父の旧友であるメイ・ファーガソンらが集い、極秘に録音が進んでゆく。潮騒が響く海辺のスタジオで涼夏が歌うのは、過去と未来をつなぐ、美しい魂のブルースで――。
深い山中に「紅姫」の伝説が残る美しい滝「紅滝」がある。その滝の周囲に、時を超えて何度も現れる男の名は「望月」。女への愛に胸を抉られ、恨み、焦がれ、絶望的な恋の果てにまた「望月」は死んでいく。現代から、大正、江戸、安土桃山、そして南北朝の彼方へと時を遡り、「望月」はなぜこの滝に現れるのか? 名手・遠田潤子の紡ぐ、神話的で壮大、圧倒的な恋愛小説。
浅見家のお手伝い、吉田須美子が、休日を小松原育代と遊園地で楽しんで帰ってくると、二人が目にしたのは、育代の店、花春の前に置かれた段ボール箱。中には「お願いします」と書かれた紙と人形が入っていた。よく見ると段ボールには不思議な文字も書かれていて――。みんなが笑顔になるご近所ミステリーシリーズ第6弾。身近な謎を須美ちゃんが解き明かします!
下宿住まいの高校生ジャスは、月から来たという不思議な少年ティコと出会う(『月の船でゆく』)。療養所に赴任した青い睛のパスカル先生が少年たちと見た奇跡とは(『海猫宿舎』)。黒椿をめぐり、東京タワー下に暮らす14歳の少年が辿る出生の秘密(『東京少年』)。境界線の向こうに迷い込む「ぼく」とソラの小さな冒険(『耳猫風信社』)。脆く優しく美しい、少年たちの一瞬のきらめきを閉じ込めた長野まゆみワールドの復刻版
下田湊でのハリスを狙う溜間詰派の斬込隊を退け、江戸に戻った藤之助。幕府の指示で建造された様式帆船ヘダ号が露西亜から江戸沖に回航され、その司令官に任命される。講武所軍艦操練所生と座光寺家家臣らによる航海訓練が始まるが、いきなりの実戦に巻き込まれて――。傑作幕末シリーズ第11弾。
特集:失恋、あるいは愛の不可能性【創作】小泉綾子「私の獲物が、」絶対ありえない。夫の上司に勝手に子どもの命名をされ、怒髪天をつく那美の信じられない反撃!女が自由に生きられない世界に全力でNOを突きつける、文藝賞受賞第一作!図野象「空洞」若くして死んだ友人の葬式に出席するため、俺は会社を辞めることにした。恋・仕事・友情――人生の地獄めぐりの果てに見えた景色とは。衝撃の文藝賞受賞第一作。◎BAUM×文
「――きっと、守ってみせる。私の、大切な人たちを」後宮で恐れられる貴妃の正体は、実は女官の孫灯灯。皇帝や皇后、灯灯が淡い憧れを抱く皇兄・秦白禎の協力を得て、毒殺された貴妃に代わり、彼女の遺児を守っていた。しかし、灯灯は皇帝兄弟を嫌う彼らの祖母・太皇太后と、彼女の息がかかった新たな妃に陥れられてしまう。彼らの狙いは、灯灯の大切な人たち。灯灯が危ない橋を渡りながらも調査を進めていくと、妃の真の目的と女
偽華妃事件を解決し、正式に太子・紫貴の妃候補――華妃になった燐。だが、孤児の自分が正妃になれるはずもないと端から諦め、華妃の一人・百蘭を正妃に推薦することを決意。他の華妃たちに悟られないように、密かに紫貴と近づけようとするが、なぜか胸が痛んだ。そんな折、燐の周りで次々と怪事件が起こり、ついには鼠の妖・采王までが何者かに襲われ力を奪われてしまう。不審に思った燐が調査に乗り出そうとした矢先、突然皇城に
過労から味覚を失った、社会人二年目の鈴原依織。出社したくないな――身も心もくたくたの彼女は、会社の最寄り駅を乗り過ごし、長閑な田舎の駅に行き着いてしまう。そこでふと立ち寄ったのは、『古民家ベーカリー&カフェ とまり木』。久々の美味しい食事に心を動かされ、いつしか涙を流していた依織は、スタッフ募集の貼り紙を見つけ、転職を決意する。そして、周囲の人々に支えられて、古民家での穏やかな毎日が始まる――これ
「明るい私」の仮面を被り、息苦しい毎日を生きる高二の一花。唯一、自分らしくいられるのは、幼馴染の瀬里の前だけ。しかし、突然の事故により、彼は命を落としてしまう。一花は希望を失い、モノクロな日々を送るが、ある日、いつもと変わらない様子の瀬里が目の前に現れた。そして、彼の心残りを解消するために奔走することに。一緒に夏を過ごすうちに、一花の世界に光がだんだんと戻っていく。だが、残酷なカウントダウンは始ま
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