織田武神伝(4) 難波風雲篇

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あらすじ

信忠は滝川入庵の献策により、秀吉に対して大反攻作戦に転じた。最新甲鉄船を率いる九鬼嘉隆は、雑賀衆の頭目鈴木孫一と結び、淡路島攻略めざして、大船隊を組んで難波の海に乗り出した。迎え撃つは羽柴水軍衆を率いる小西弥九郎行長。九鬼水軍の甲鉄船は期待に違わぬ威力を発揮するのか……。また陸では、信忠自ら数万の大軍を率いて河内に侵攻する。その頃、戦乱の堺に現れた於松は、キリシタンに改宗した。四国では、長宗我部元親が待望の伊予切り取りに乗り出し、三河では、満を持していた柴田勝家が家康との対決を望む。そして信忠・秀吉・家康鼎立の外で、若き覇者が檜舞台に踊り出た。奥州の独眼竜こと、伊達藤次郎政宗である。 圧倒的なスケールで描かれる大長篇戦国架空戦記、「織田武神伝」シリーズ第4弾。●桐野作人(きりの・さくじん)1954年、鹿児島県生まれ。歴史作家、武蔵野大学政治経済研究所客員研究員。主な著書に『本能寺の変の首謀者はだれか』『龍馬暗殺』(吉川弘文館)、『織田信長 戦国最強の軍事カリスマ』(新人物往来社)、『薩摩の密偵 桐野利秋』(NHK出版新書)、『増補改訂 猫の日本史』(戎光祥出版)など多数。

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