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本当に美しいものを見たときは声が出なくなるということを知った。一之宮士狼は少年ではあるが、おおかみの力を宿すことで白狼の少女、巫女へと変身することができる。それを知るのは家族である香奈と、友人の雄一だけのはずだった。士狼は日夜、人々を脅かす存在幽鬼と戦っていた。人々は知らない。闇に紛れて生きる者たちのことを。そしてそれらと戦い続ける存在がいることを。しかしある晩、士狼は呪蘭と名乗る女性の姿をした幽鬼と出会う。その幽鬼の下腹部には人外の象徴とも言える巨根が生えていた。少女の姿のまま犯される士狼。触手の幽鬼や操られた生徒たち、獣人に犯される中で士狼はやがて牝犬としての悦びに目覚めていく……。
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