錨を上げよ <四> 抜錨篇

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あらすじ

「人生は生きるに値するものだ」(本文より)奇跡と感動の2400枚、堂々完結!著者最初で最後の「自作小説のあとがき」も収録。一生に一作しか書けない小説。『錨を上げよ』には私のすべてが詰まっている。――百田尚樹●あらすじ北海道から大阪の実家に戻った又三は、ビリヤード場で知り合った保子と恋に落ち、電撃的に結婚。さらに大学時代の親友・柿本に紹介された放送作家の仕事も軌道に乗り始める。とうとう風来坊を卒業し、安住の地を手に入れたかに思えたその時「ある一夜の出来事」が彼を地獄に突き落とす。又三は波乱万丈の人生に無事に“錨を下ろす”ことができるのか。

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