わたしの香港 消滅の瀬戸際で

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あらすじ

〈デモでたたかう若者は何を守りたかったのか〉絶望的な状況にあっても人々は、文学を読み、音楽を聴き、未来を思い描く。迷いや葛藤を抱えて生きる人々、そして失われゆく都市の姿を内側から綴ったノンフィクション。---------それでも香港はそこに生きる人が愛さずにはいられない文化が息づく街である。本土に吞まれていく旧植民地の矛盾や葛藤、そして魅力を柔らかく繊細な感性で描く。---------都市から自由が消えていく様に、ともに迷い、引き裂かれつつも、 そこで生きようとする人々の姿に迫っていく。ミレニアル世代の著者が記録する激動の一九九七年から二〇二〇年。---------【目次】■はじめに■断り書き■二〇二一年、香港の地図第一部 ■一九九七年 ■祭りとしきたり ■パラレル・ワールド第二部 ■二〇〇三年 ■二十二人のルームメート ■二〇一四年 ■五里霧中第三部 ■インターナショナル・スクール出身者 ■言語を裏切る者 ■工場へようこそ ■煉獄の都市■謝辞■訳者あとがき■原註

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