血の日本思想史 ――穢れから生命力の象徴へ
購入済み
シリーズ
全1冊
作品情報
古くは、日本社会は強い血族の結束を志向していなかった。「血縁」「血統」などの言葉は江戸時代の新語であり、それ以前には「血」は世代間で受け継ぐものではなく、もっぱら穢れを表す、死の象徴だった。それがなぜ江戸時代に「血」が家族のつながりを表すようになったのか。古代、中世から日本人の「血」へのまなざしの変遷をたどり、近世における宣教師の影響や、近松門左衛門の浄瑠璃における「血」という語の「発明」などに注目。日本人の生命観の変転をみる、新しい思想史の試み。
- 著者
- 出版社 筑摩書房
- ジャンル
- レーベル ちくま新書
- シリーズ 血の日本思想史 ――穢れから生命力の象徴へ
- 電子版配信開始日 2021/03/19
- ファイルサイズ 3.58 MB
作品をシェアする
同じ作者の本
-
「新しさ」の日本思想史 ――進歩志向の系譜を探る
￥825
購入済み
-
血の日本思想史 ――穢れから生命力の象徴へ
￥880
購入済み
-
日本語と道徳 ──本心・正直・誠実・智恵はいつ生まれたか
￥1,540
購入済み
-
江戸ちえ
￥1,320
購入済み
筑摩書房のおすすめ本
-
ちくま 2017年１月号（No.550）
￥110
購入済み
-
老人は荒野をめざす
￥880
購入済み
-
ニッポンの思想 増補新版
￥935
購入済み
-
人新世と芸術
￥1,815
購入済み
-
イエスは四度笑った
￥1,705
購入済み
-
日本の裸体芸術 ――刺青からヌードへ
￥1,320
購入済み
-
ｓｐｒｉｎｇ
￥1,870
購入済み
-
石狩少女
￥825
購入済み
-
増補 決闘裁判 ――ヨーロッパ法精神の原風景
￥1,430
購入済み
-
パリ 華の都の物語
￥1,430
購入済み
社会・政治のおすすめ本
-
こうして世界は誤解する――ジャーナリズムの現場で私が考えたこと
￥2,420
購入済み
-
少子化に挑む保育園――コビープリスクールに見る解決のカギ
￥1,870
購入済み
-
人生100年時代の地方高齢者の住まい
￥1,672
購入済み
-
世界は見ている、ここが日本の弱点
￥2,090
購入済み
-
国家戦略からみた靖国問題
￥679
購入済み
-
Voice 2024年6月号
￥880
購入済み
-
日本外交の情報戦略
￥679
購入済み
-
一片冰心 谷垣禎一回顧録
￥1,870
購入済み
-
シリーズ「あいだで考える」 ハマれないまま、生きてます こどもとおとなのあいだ
￥1,760
購入済み
-
市長は社長だ
￥1,500
購入済み