モダンガール論 ──欲望史観で読む女子の二〇世紀

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あらすじ

「女の子には出世の道が二つある。立派な職業人になることと、立派な家庭人になること」(はじめに)。社長になるか社長夫人になるか。それが問題だ。……明治・大正・昭和と、モダンガールたちは夢の実現に向けて、おじさんたちの揶揄にも耐えて、ずっと悩み、かつ頑張ってきた。当時の資料から見えてくる女子のホンネをベースに語られる、日本近現代女性百年史の試み。

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