質屋の娘 駕籠屋春秋 新三と太十

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あらすじ

難題かかえた客を乗せ、粋な駕籠舁き、江戸を奔る。軟禁された箱入り娘の心の闇を新三と太十は晴らせるか?「駕籠屋春秋 新三と太十」シリーズ2ヵ月連続刊行!講談社文庫創刊50周年書下ろし作品新三(しんざ)と太十(たじゅう)が舁く駕籠は乗って安心と大評判。そんな二人に思わぬ依頼。悪評絶えない男に拐かされた質屋の娘を救い出し、運ぶというものだ。無事に親許へ届けた二人だが、後日、娘と軟禁男の密会を目撃してしまう。事件の奇妙な展開に、情に厚い駕籠舁きたちが真相求め動き出す。温かさが胸に広がる第二弾。<第二巻のお客>一 質屋の娘色事師に囚われた娘の許へ。駕籠で救い出される娘の様子に違和感が!?二 新太ワケありの父持つ子供がお客様。人形町の“駕籠留”は大騒ぎ!三 男の矜持殺気を放つ武士を運んで剣術道場へ。中の光景に新三と太十が立ちすくむ。

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全3冊

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