購入済み
「動くから、食べるときに痛い」「はずれるので、話しづらい」総入れ歯が合わないと、悩んでいる人は少なくありません。合わない総入れ歯をそのままにしていると、どうなると思いますか?次第にあごの骨がやせてきて、咀嚼することすら困難になってしまうのです。さて、歯科医院に行き、総入れ歯があわないと相談したとしましょう。すると、インプラントをすすめられるはずです。インプラントにすれば、自分の歯のように、しっかりと噛めるようになるでしょう。しかし、身体的、経済的に負担が大きいというデメリットがあります。また、インプラント周囲炎のリスクがあり、一生涯、メンテナンスに細心の注意を払わないといけません。本書で紹介するのは、総入れ歯とインプラントを組み合わせたような治療法である「インプラント・オーバーデンチャー」です。動かず、はずれない総入れ歯といっていいでしょう。自分でつけたり、はずしたりできるので、ケアがしやすいというメリットがあります。「102歳になっても、何でも食べられる」という症例も本書で紹介。本書が「食べる楽しみ」「人と話すよろこび」を取り戻す一助になれば幸いです。
全1冊